第十卷
〔1101〕
蝉
纪贯之
号子声声呼
建宫殿樵夫伐树
回音荡山谷
[原文]
杣人は宮木ひくらしあしひきの山の山彦呼びとよむなり
〔1102〕
藤原胜臣
肉身付一炬
化作烟一缕
灵魂飞升天堂居
[原文]
かけりても何をか魂のきても見む骸は炎となりにしものを
〔1103〕
茴香
纪贯之
君应此时来
望穿夕暮人何在
空劳痴相待
[原文]
来し時と恋ひつつをれば夕暮れの面影にのみ見えわたるかな
〔1104〕
冲井都岛[594]
小野小町
只身在孤岛
堪比烈火来炙烤
离别心煎熬
[原文]
おきのゐて身を焼くよりもかなしきは都島辺の別れなりけり
〔1105〕
染殿 粟田[595]
凡山茂[596]
抛却诸烦恼
离尘避喧嚣
遥望天际云飘飘
[原文]
憂きめをばよそめとのみぞのがれゆく雲のあはたつ山の麓に
第十一卷
〔1106〕
大堰河咆哮
恋情激荡心旌摇
胜过水滔滔
[原文]
けふ人を恋ふる心は大堰河流るる水劣らざりけり
〔1107〕
闻其名心跳咚咚
逢坂未发新竹丛
依然暗恋中
[原文]
吾妹子に逢坂山の篠すすき穂にはいでずも恋ひわたるかな
第十三卷
〔1108〕
犬上[597]鸟笼山[598]
山下有河“名取川”
勿把我名往外传
[原文]
犬上の鳥籠の山なる名取河いさと答へよわが名洩らすな[599]
〔1109〕
答歌赠采女
山科音羽有瀑布
音声震山谷
恋爱须在悄悄处
[原文]
山科の音羽の滝の音にだに人の知るべくわが恋ひめやも
第十四卷
〔1110〕
衣通姬独居时思慕君王,咏而奉上
蜘蛛有预报
知良人今夜驾到
一同度良宵
[原文]
わが背子が来べき宵なりささがにの蜘蛛のふるまひかねてしるしも
〔1111〕
纪贯之
诸君可知晓
住江边上忘恋草
采之忘苦恼
[原文]
道知らば摘みにもゆかむ住の江の岸に生ふてふ恋忘れ草
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